最新情報
■<1月コラム>社長運転手にはどんなメリットがあるの?デメリットを克服する方法は?
社長運転手に挑戦してみたくても、自分に務まるかどうか不安に思う人もいるかもしれません。しかし、どんな仕事でもメリットとデメリットが必ずあるものです。考え方次第ではデメリットをメリットに変えることもできます。そこで、社長運転手にはどんなメリットとデメリットがあるのかを紹介し、いかにデメリットを克服していくかについて解説していきます。
■運転技能と人柄の両面を活かせる
社長運転手の仕事は、社長の1日のスケジュールに沿ってその移動をサポートすることです。時には分刻みのスケジュールで車を走らせることもあります。急な予定の変更があっても落ち着いて対応し、常に安全かつ快適に運転することが求められる仕事です。よって、社長運転手の能力として第一に求められるのは高い運転技術であり、パソコンや経理などの知識は求められません。運転免許以外の事務的な資格を持っていなくても活躍できる仕事といえるでしょう。高い運転技術に加えて、道に詳しいなどプロドライバーとして培った技能を活かせれば、評価はより高くなります。
また、社長運転手は運転技術だけでなく人柄も大いに活かせる仕事です。日々を忙しく動いている社長クラスの人は、社用車の中くらいはリラックスして心地よく過ごしたいと考えるものです。そのような社長のために社用車の中であたたかい気配りができるととても喜ばれ、仕事の評価へとつながります。運転手の人柄や日々の仕事ぶりが評価されれば、待遇面で優遇される可能性も大いにあるでしょう。
■待機時間が長いのがデメリット
社長運転手の仕事上のデメリットとして、待機時間の長さが挙げられます。社長運転手は、車を走らせていない待機時間も勤務時間として拘束されるのが基本です。日によっては、乗務時間よりも長い待機時間が発生することもあるでしょう。確かに、車を走らせていない待機時間はどのように過ごせばよいかわからずデメリットと感じてしまうかもしれません。しかし、逆にいえば待機時間を有効に利用することでメリットにすることも可能なのです。
たとえば、社長との普段の会話に必要な知識や情報を得るための時間にあてれば、その後の業務効率がアップし、社長から信頼を得ることにつながります。また、待機時間を利用して社用車の清掃やメンテナンスをすれば、勤務時間外に洗車に行ったりせずに済み、時間を効率よく使えるでしょう。さらに、所定勤務時間の大半が待機時間で送迎が時間外になった場合は、時間外手当が加算されることになります。このように、待機時間は運転手の裁量の幅が広い時間でもあるので、使い方をうまく考えて効率よく業務をこなすことが求められるでしょう。
■社長運転手はメリットを増やせる仕事
社長運転手は、待機時間の長さなど一見デメリットと感じる部分でも、取り組み方次第でメリットに変えられる職業です。運転免許以外の資格を持っていないため就職に自信がないと考えることもあるかもしれません。しかし、無事故無違反で長い間運転を続けてきたというのは、それだけで社長運転手として高く評価されるポイントになります。また、社長運転手には守秘義務があることをふまえると、無駄口をたたかない人の方が好まれます。どちらかというと寡黙な性格で、自分から積極的に話しかけるのが得意ではないという人にも向いている職業といえるでしょう。
タクシー運転手としての経歴は長くても、社長運転手として働くのは初めてで不安に感じる人もいるかもしれません。しかし、地理に詳しく、時間ごとの混み具合の変化や抜け道に精通しているということは、社長運転手として大きな強みです。このように、社長運転手という職種には、デメリットと感じている部分が実は強みになるという可能性が大いにあります。社長運転手として活かせる点はないか、今一度自分自身を振り返ってみるとよいでしょう。
社長・経営者に関する「トランスアクトグループ」の記事も読まれています
社長・経営者に関する「一般財団法人トランスアクト財団」の記事も読まれています
社長・経営者に関する「株式会社トランスアクトホールディングス」の記事も読まれています
役員運転手・社長秘書に関する「株式会社トランスアクト」の記事も読まれています
役員運転手・運転手・ドライバーに関する「DRIVE4ME」の記事も読まれています
社長秘書・秘書・セクレタリーに関する「SECRETARY4ME」の記事も読まれています