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■<2月コラム>役員運転手が知っておくべき心得!これであなたも今日から役員運転手!
運転手の仕事には役員運転手がありますが、どのような職業なのかわからない人もいるかもしれません。役員運転手とは、決まった企業の専属運転手として勤務し、社長や役員の送迎をするドライバーです。単に車の運転をしていればよいわけではなく、さまざまなマナーを身につけなければなりません。ここでは、役員運転手の仕事内容を解説するとともに、知っておくべきマナーについても紹介していきます。
1.役員運転手の仕事内容とは?
役員運転手は、企業の社長や役員を車で送迎するのが主な仕事です。企業のタイムスケジュールに合わせて働くのではなく、担当する社長や役員個人のタイムスケジュールで働くことになります。大まかな流れは、朝出勤して車の点検や整備をしたあと、担当する社長や役員の自宅前で待機します。社長や役員を乗せたら企業や得意先など、その日のスケジュールに合わせて送迎し、送迎先では基本的に待機していなければなりません。すべてのスケジュールが終わったら、自宅まで送ります。その後、車庫に戻り終業点検や日報を書き退社します。このほかにも、残業や雇用形態によっては、休日の送迎などもあります。
2.役員運転手が知っておくべきマナー
あらゆる人を乗せるタクシー運転手やバスの運転手とは違い、役員運転手は企業の社長や役員を専門的に乗せるドライバーです。運転技術はもちろん、マナーもより高いレベルを求められ、ドアの開け方や荷物の運び方にしても注意するべき点が多くあります。ここからは、役員運転手が知っておくべきマナーについて紹介していきます。
2-1.ドアの開け方
タクシーやバスの運転手が乗客を乗せる際は、運転席に座ったままドアを開ければ済みます。しかし、役員運転手はそうはいきません。社長や役員が車を乗り降りするたびに自らが車外へ出て、ドアを開け閉めするのが一般的です。また、その際には頭をぶつけないようにドアの縁に手を添えるのも大切です。さらには、電話をしながら乗り降りする場合もありますので、ドアを開けるタイミングが重要となります。乗せている社長や役員にストレスを感じさせることのないよう、常に神経を張り詰めて気を配る必要があります。
2-2.荷物の運び方
役員運転手は、社長や役員の仕事内容によっては大きな荷物を持って移動しなければならない場合があり、こうした荷物にも配慮が必要です。たとえば、荷物の大きさや重さなどを前日の準備段階で確認します。荷物がある場合には、社長や役員を乗せる前に車内に積んでおくなどして、乗り降りをスムーズにする気配りが大切です。また、車内に忘れた財布や携帯電話、時には菓子折りなどを商談中に届けなければならないケースもでてきます。こうしたときには、細心の注意を払って業務の邪魔にならないように届ける必要があります。
2-3.雨の日の対応
雨の日には特に気をつけなければならないのが役員運転手です。雨の日の運転は見通しも悪いため、いつも以上に注意を払って運転しなければなりません。また、乗り降りの際に社長や役員を雨に濡らさないための配慮も大切です。ドアを開ける際には、足元に水たまりがないかをよく確認する必要があります。さらに、傘を広げるときの水しぶきが飛ばないようにするなど、細かいところまで気を使わなければなりません。
2-4.社外の方の対応
役員運転手の仕事は、乗せる社長や役員のことだけを考えていればよいと思われがちです。しかし、取引先などの社外の方への気配りも重要と言えます。たとえば、社長や役員とともに、取引先や来賓の方も同じ車に乗せることもあるでしょう。こうした場合に、企業の運転手として適切な行動をしなければなりません。時には、自社の社長などよりも社外の方を優先させなければならないケースもあるでしょう。こうしたことから、社外の方への対応について、事前に社長や役員との打ち合わせも必要になります。自社を代表する運転手としての自覚を持つのも、役員運転手として大切です。
役員運転手のマナーを理解して業務に努めよう
役員運転手の仕事内容やマナーについて解説・紹介してきましたが、いがかでしたでしょうか。役員運転手のマナーを知ることで、ほかの職種との違いがわかり、自分自身が普段おこなっている行動やマナーについても見つめ直すきっかけになります。役員運転手のマナーを身につけて、普段からさまざまな気遣いを心がけてみましょう。
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